温もり

雪降る夜に
愛しき貴方を待ちわびて
いつしか眠りに落ちてしまう

ふと　優しい温もりに包まれ
それが貴方だと無意識に思い
さらなる眠りへと落ちていくの

貴方の優しい手
他の誰かじゃなく

不器用な貴方だけど
想いは届いてるよ

優しい貴方の愛に包まれて
眠りにつくの…

雷鳴～泣かないで～

雷鳴通り過ぎて

しとしとと雨が降りだした

雷鳴が　泣いてるように聞こえたんだ


君が泣いたら
大変なことになるよ

僕はそう呟いた

窓辺

空の色が　青からオレンジ
夜の色へ変わっていく
そんな移りゆく色を
ビルの窓から見つめる

心が遠ざかっていく
そんな気がして
胸の奥が　ぎゅっと
締めつけられて
涙が滲んだ

キラキラと　夜の街が輝きだす
それは瞳に浮かんだ涙のせい
頬を一雫　つたい落ちた