螺旋

指輪に刻まれたイニシャル見るたびに
あなたの面影を探して空を見上げてる
心に刻み込んだ言葉たちは
今も私を動かしている


あなたと出会いいろんなことを学び
それまで見えていなかった私の心を見た
そして世界が広がった
そんな私にあなたは笑った
人は誰かと出会って自分を知るんだよと

心の扉を叩くのはいつだってあなた
かたくなに拒んでも言葉(鍵)で開く
気付けば隣にいることが当たり前で
ずっと傍にいられると疑いもしなかった


見つけては失って
愛することを恐れて
人はまた誰かを求め
また愛し始める


指輪に刻まれたイニシャル見るたびに
あなたの面影を探して夜空を見上げてる
人は誰かと出会い自分を知る
あなたの言葉を繰り返してる


愛することを恐れずに
また歩き出す

未題

この想い叶えたくて　いつも空を見上げてた
胸の奥に仕舞い込んだまま　夢見てた


立ち止まることのなかったあの頃
あなたに出会い　惹かれていても
打ち明けることはなくて
ただそっと　見つめていた

自分に自信がなくて
自分を愛することができなくて
誰も信じることができないと
そう思っていた

誰かを想い始めた時
変わっていく自分がいた


この想い叶えたくて　いつも空を見上げてた
胸の奥に仕舞い込んだまま　夢見てた


戸惑いながらも受け入れて
少しずつ成長していった

辛いこと　哀しいこと　楽しいこと
すべてが今の自分に繋がっている

大切な何かを手に入れたから
あなたと出会えて良かったと
そう　思えるこの日を


この想い叶えたくて　いつも空を見上げてた
胸の奥に仕舞い込んだまま　夢見てた
あなたに告げた想いは　今も空を見上げている

視線

君の真っ直ぐな視線を
僕は受け止めることが出来ただろうか

何か言いたげなその視線は
いったい僕に何を告げたのか
だけど　はじめて見てくれたね
真っ直ぐ僕を　僕の前で

笑顔はもう癖のようなもの
仮面だった頃もある
でも今は　作り笑顔は難しい

僕は笑顔が好きなんだ
大好きな人達の笑顔を見るのが

笑っていて欲しいから
僕も笑うんだ

泣く時は泣くよ
辛いときは辛い顔をする

感情が顔に出るようになってしまった

君と視線を交わした時
僕はどんな顔をしていた？

微笑んでいたらそれが答え


僕は　

今でも

君を


大切に想っているよ