光の差す方へ

最愛の君は今どこにいるのだろう
誓い合ったあの日がとても懐かしい
瞼の裏側に映る君は　いつも笑っていて

泣いてはいないだろうか
そんなことばかり考えてしまう

君が残してくれた大切な宝物
僕が泣いていると　手を伸ばして
僕を見て笑うんだ

小さな手はとても暖かくて
小さな命はとても輝いている
光はまだ消えていなかった
希望の光が僕の腕の中にある

君はいないけれど
僕の心に君は生き続けている

小さな大切な光だけど
僕には大きな光

君が残してくれた大切な宝物
光の差す先は　君だから


僕は生きる


瞼に映る君が泣かないために











*雪月逢「5人の詩うたい～White Stage～」より*