ぼたん

君の心　僕の心
二つのボタン
いつ掛け間違えたのだろう
すれ違ったままの心

僕の迷いの心が
君を不安にさせた
決心がつかなくて

だから君の優しさに甘えて
大切な言葉を忘れていたんだ
君は待っていたのに

掛け間違えてしまった
二つのボタン
まだ間に合うだろうか
伝えたい言葉があるんだ

追憶

ランプの炎がゆらめく
流れるピアノの音色
グラスをかたむけ　一人
君に想いを馳せる

二人で訪れたかったこのBAR
隣に座っているはずの君
だけど今はもう空席のまま

グラスをかたむけ　一人
やるせない想いを
ピアノのリズムにゆだね
音とともに流して

グラスを一気に仰ぎ　席を立つ
音色はいつまでも消えることなく
流れつづける...

未来へ

今　ゆっくりと動きだす
止まったままの時間が

あたらしい時間(とき)
背中は想いを映す鏡
歩む時間は違っても
ずっと見つめ続けるから

いつか出会える人と
笑って過ごせるように

光が射す未来へ
歩んでいこう…