桜並木

風に吹かれ舞い散る桜
桜並木にたたずみ
舞う花びらをみつめる

君と並んで歩いたこの道
春も夏も秋も冬も
当たり前のように

２度目の春 君は空を飛んだ
一年後 この場所で会う約束をして
離れてみてわかる
君が大事な人だと

流れる風に乗って　君の声が聞こえた
舞い散る花の向こうに
髪を掻き上げて微笑む君がいる

そんな君を抱きよせ
ただ...｢おかえり｣...
ポケットに指輪を忍ばせて

心奥

ふと気付いたら
いつも君のことばかり考えてた
そして 弱くなっている自分がいた
あの時の勢いはどこに
フッと 笑いがもれる

こんなにも心脆いもの

君へのバースデイプレゼント
目の前にして心揺らぐ
渡そうか やめようか

友達からの応援メッセージ
あの時の想いが蘇る
いつも心の中に君がいる
自分との戦いに勝つために

バースデイプレゼント
今 勇気を出して
君に贈ろう

混迷

君への想いを吹っ切ろうと
あの場所へ行った
君と僕だけが知るあの丘へ
そこは空と海が広がる場所
空と海が眩しくて 涙があふれた

僕は空を仰いだ
涙は止まらない
こんなにも君への想いがあふれてる

あの日の選択が
間違っていたのかなんて
わからない
ただ 君が辛い想いをするのを見たくなかった
僕は君の笑顔をずっと見ていたくて
君の笑顔が好きだった

こんなにも君を愛してる

空と海が眩しくて
僕は目を閉じた
涙は止まらない