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~Listen to the voice of the heart.Power is in you.~

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君と出会ってから
どれくらいの月日が過ぎたのだろう
君は今 どの空の下にいますか

約束の日は もうすぐそこです


君が海を渡ってから もう
7年の月日が経とうとしている

僕たちはメールではなく
手紙でのやり取りをしている
メールは消えてしまうからと
切なげに言った君の顔は今でも覚えてる


会いたいと 何度も思い
抱きしめたいと 何度と航空券を握った


君と僕が出会ったあの小さな花屋
2人肩を並べて雨宿りをした

旅立つ日の約束
7年後 あの日のあの花屋で
また会う約束をした


7年前にした約束の日
今日も雨が降っている
あの花屋は今もまだあの場所で
花たちは誰かが来るのを待っている

そして 涙を浮かべて 
笑顔で僕を見つめている君の姿があった

僕は傘を手放して 君のもとへと走った
何度となく想い 描いたように
きつく 君を抱きしめた

雨が止み 陽の光が差し込む
水たまりに映りこんだ7色の光

君と出会ったあの日も
空に7色の虹が架かっていた


僕は思う これは
君と僕との未来を繋ぐ


懸け橋だと














雪月逢企画「5人の詩うたい Vol.2~Rainbow Stage~」より






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小舟に揺られ 湖面をゆっくりと漂い
風に揺れる桜を眺める
ひらりひらりと舞う花弁
ふわりと水面に舞い落ちる

夜空を見上げれば
満天の星の海に浮かぶ白く輝く月

水面に映り込む月に花弁が舞い落ちて
月光に反射した波紋がきらきらと
月の周りに広がってゆく
それはプリズム色に輝く波紋

花弁が舞い落ちるたびに
広がるプリズム色の波紋を 
私は小舟に揺られながら 
いつまでも見つめ続ける


星空と月 風と桜 小舟と湖


まるで絵画の中に入り込んだ
そんな錯覚さえ覚える幻想的な情景

私は横たわり 星空に浮かぶ月と
風に舞い散る花弁を見つめ
そっと 瞳を閉じた













雪月逢企画「5人の詩うたい Vol.2~Rainbow Stage~」より






ぼたり ぽたりと 軒先から雫が落ちる
雷鳴が過ぎ去り 先程までの雨が嘘のように
静かに落ちていく

縁側に腰掛け ぼんやりと雲の流れを見ている
チリーン…
私の傍を 風が優しく通り過ぎていく


雲がゆっくりと流れていき
雲の隙間から光がこぼれてくる
遠く広がる裾野に陽光が降り注ぐ

キラキラと空気が輝き始め 私は 
ひっそりと笑みを浮かべた

裾野に向かって形を成していく光の道
七つの光が創り出していく

チリーン…
風がまた 優しく通り過ぎていく

七つの光の道は見事な弧を描いていく
雨と光が創り出す 光の弓

雷鳴轟き 恵みの雨が降り注ぐ
雨が過ぎ去り 陽光が煌めく
光の粒が輝き 七色の道を創り出す

弧を描く七色の光の道
それは 雨の弓








雪月逢企画「5人の詩うたい Vol.2~Rainbow Stage~」より



  
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