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~Listen to the voice of the heart.Power is in you.~

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君と二人 海辺に佇んで
静かに波の音を聞いている

海に行こうと どちらからともなく
言ったわけではないけれど
思いは不思議と同じだった


これといって何かをするでも
話をするわけでもない
周りから見れば不思議な関係に見えるかもしれない
でも僕らには……いや、僕には
この時間が嫌いじゃない


こうやって静かに 君と二人で過ごす時間が
とても掛けがえのないものに思える


手を握ったその温もりも
ふと見上げて微笑む君の顔も
言葉はなくても
傍に在るというだけで
たったそれだけで心が満たされる


君という存在が 僕の安らぐ場所だと
静かに海を見つめながら 僕はそう思い 
握りしめた手に 少しだけ 力を込めた
















雪月逢企画「5人の詩うたい Vol.3~Healing Stage~」より
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心地好い風が私の横を通り過ぎていく
サワサワと 木々の葉が音を奏でる
目の前に広がるのは 果てしない草原
私は ただその中に佇んで思い出す


いつだって心が還る場所は あなたの笑顔で
あなたの笑顔を思い出すだけで 心がホッとする
あなたの笑顔を見るたびに 私も笑顔になれる



真っ青な空に浮かぶのは白い雲
それをただじっと 見つめている
風が雲と髪をさらっていく

風に乗って聞こえてくるのは
ここにいるはずもないあなたの歌声

私は目を瞑り その歌声に耳を傾けた…


いつだって勇気をくれるのは あなたの歌声で
あなたの歌声を思い出すだけで 元気になれる
あなたの歌声を聴くたびに 私の心は…



流れる風に サワサワと 木々の葉が揺れる
風に吹かれながら私は ゆっくりと足を踏み出した

心地好い風が私の横を通り過ぎていく
目の前に広がるのは果てしない草原と
どこまでもつづく青い空



いつだって心が還る場所 それは…












雪月逢企画「5人の詩うたい Vol.3~Healing Stage~」より


今夜もまた ラジオを点ける

私は机に向かい 筆を執った
物語の続きを書き綴るために

恋物語は時に辛く切なくて でも
それでも前向きに ひたむきに
そんなような事を思いながら書き綴る

ふと、窓から夜空を見上げると
綺麗な三日月が浮かんでいた


『~つづいての曲は、リクエストを頂いております。
 なにかと忙しい毎日を送っている彼女へのプレゼントということですが、
 「毎日遅くまで仕事をしている君の身体が心配です。またあの場所へ行こう」
 というメッセージと彼女が大好きな曲のリクエストを頂きました。ありがとうございます。
 あの場所、とても気になりますねぇ、きっとお二人にとって大切な場所なんだろうなと思います。
 P.N.三日月さんから、いつも頑張っている君へ、曲は-・・・』


私は書く手を止めて
ぼう然とラジオを見つめた
それは あなたからのサプライズ
ラジオからは私の好きな曲が流れていた


あなたの声が聞きたくて 電話をかけた
受話器越しに聞こえるあなたの声は
少し楽しげで すぐに優しくなった
私は泣き笑いを浮かべた

あなたの優しさに 声に
いつも励まされて癒される
そして あの場所へ行く約束をした

会話の後ろで いつまでも いつまでも
あの曲が流れていた




















雪月逢企画「5人の詩うたい Vol.3~Healing Stage~」より
  
profile
HN:
mahou sumiya
性別:
女性
自己紹介:
A word:A person can be strong for an important thing



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